叔母・魔性の血淫

野性に目覚めた甥の激しい羞恥責めに、
抗いつつも愉悦を貪る麗しき叔母29歳。
沙智の着替えを覗き見たことが、
叔母と甥を肉地獄へ落とし、
家族まで崩壊させることになろうとは……。
綺羅光が放つ、淫猥すぎる凌虐相姦の珠玉作!
フランス書院版、綺羅光エクセレント・コレクション版有
2009/07 竹書房から叔母 魔悦の烙印として改題、改稿される。
中嶋沙智なかじまさち 人妻、元女優 29歳
中嶋麻琴なかじままこと 女子大1年 19歳
人妻で元女優という設定は綺羅作品でも幾つか描かれているが、女優へ復帰させるといった名目もなく単純に一人の牝として狙われ堕とされる珍しい作品。個人的にも綺羅作品の中で好きな作品です。
それだけに沙智の女としての魔性の魅力が際立ち、本来は輝かしい未来が待っていたであろう甥を狂わせ、凌辱者に仕立ててしまった。義理の娘である麻琴にもその魔性の血は流れて光則をさらに淫界へと踏み込ませてしまう。
元々が沙智や麻琴を従えるだけの器量もなかった光則が本物の嗜虐鬼に力を借りてしまったことで、破滅の道をひた走ることになる。最後の最後、光則のことを聞かされても沙智も麻琴も大きな反応を示さなかったのが哀れを誘います。
竹書房から叔母 魔悦の烙印として改稿されたものが刊行されるが、かなり細かく読み比べなければわからない程度の改稿です。

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