生贄帰国子女、完全屈服

池沢実麗――キャンパスのマドンナを襲った罠。
監禁された肉檻で白濁液を注がれつづける三穴。
凄絶な性調教が23歳の理性を崩壊させたとき、
淫獣たちの毒牙は、実麗を慕う恋人の妹にまで……
圧倒的な筆致で描き切る、インテリ暴虐の頂点!
池沢実麗いけざわみれい J─大学三年 23歳 備考:休学しフランスへ留学していた
天田清香あまださやか 美術大学一年 19歳 
女子大生モノ。雇われ講師と付き合っていた女子大生が処女を捧げようかというところで尻込みし、その日を境に疎遠となった挙句にフランスへ留学することを口実に別れを切り出し、あまつさえ帰国後には別の男と結婚を報告するという、その後の凌辱劇に同情を持てないヒロイン。淫鬼と化した元恋人である宇佐川が回想したようにせめてあの夜に抱かせてくれていれば、と思うのも至極当然というか。サブヒロインである実麗の恋人の妹、清香もとばっちりで宇佐川の、というより裏で奸計を練っていた宇佐川の恋人である彩月に目を付けられ散々である。

コメント

  1. 匿名 より:

    ヒロイン池沢実麗は溌剌とした帰国子女という触れ込みだったのですが、幼さが目立つキャラでした。
    順風満帆に進んでる元カノの人生の全てをぶち壊したいという元カレである竿役の執念が凄まじかったです。その背後に控える鬼女の狂気も迫力十分でした。
    竿役一味に囚われてから監禁され、延々と続く奴隷調教。実麗に脱出する機会は与えられず、堕とされていきます。更には調教途中で使われたクスリの影響なのか実麗が壊されてしまった感じになりました。それに伴って実麗の心理描写が単調な物になっていきます。ラストはソープに沈められ、種付け儀式で終了と悲惨すぎる結末になります。
    サブヒロインの天田清香は急遽用意された感じで、実麗を心理面でより苦しめる為に出て来た印象で余り魅力は感じませんでした。対面儀式、レズの絡みもダイジェストでしたし。
    ここまでヒロインの未来に一縷の希望も見えないとあのバッドエンドしか想像出来ませんし、実際に作中で実麗も何処かにこのまま飛ばされたいと願ってしまってます。堕ちる事でヒロインは輝くってのは分かってるのですが、ここまで酷いと引いてしまいました。
    第十章 ヴァルハラへダイヴする奴隷妊婦 なんて想像したくないじゃないですか。救いが欲しいと思いました。読んでて辛かったですね。
    カバーイラストは池沢実麗をイメージするのに役立ちました。ありがとう丹野忍

    • 綺羅光好 より:

       コメントありがとうございます。

       一口感想しております。

       実麗は作中、おいおい、そりゃないだろ。という感情を抱いてしまったこともあり、凌辱劇も止む無し、といった感想です。
       
       お預け食らわせた挙句に相談もなくフランスへ留学、別れを告げた元恋人から結婚しますと言われて、計画通りとはいえ金の無心にきたヒロインに宇佐川としても、現恋人である彩月の思惑に乗るしかないかなと。
       悪女である彩月にしても実麗がかつて宇佐川にした仕打ちが許せないという思いもあるわけで。
       まあソープに沈められるほどのことをしたわけではないのですが。