女教師 牝奴隷

生徒の眼前で犯される! 女教師にこれ以上の屈辱はない。
学園のマドンナ・鮎沢志穂里は今まさに被虐の渦中にいた。
水着を毟られ、乳房を、黒い翳りの奥の陰裂を蹂躙される。
次第に高まる愉悦、熱い眼差しを送る教え子。
「いけないわ。ねえ、あっちを向いてて!」
しかし剛直で嬲られると、志穂里の唇から甘美な嗚咽が……
フランス書院文庫 1986/09
センチュリー・ルネッサンス版 2002/05
鮎沢志穂里あゆさわしほり 尾能田高校国語教師 25歳
田坂起美子たざかきみこ 尾能田高校2年 16歳 備考:処女 恋人有 学級委員
すでにデビューから6作目と綺羅光の名前が読者に知れ渡り始め、同時に女教師モノといえば綺羅光といった印象が固まってきた頃合いの作品。ただし初期から数えると短編集を除き、この作品からしばらくは女教師モノから離れて綺羅光はそれだけじゃないんだ、と知らしめていくことになる。
管理人は恥辱の旋律を手に取って以降、これまでの作品を買い集めて初めて綺羅作品の新刊を待ち遠しく購入したのがこの作品になった。恥辱の旋律とはまた別の意味で思い入れの強い作品になっている。
恥辱の旋律で語ったが管理人は最初の凌辱に一番興奮するのであるが、この作品では主人公と呼べる康男とその心の師匠ともいえる殺人犯蘇我によって志穂里はある意味、二度の凌辱を受ける形で管理人に凄まじい興奮を与えてくれたのだった。
肝心の志穂里のそういった場面は綺羅作品としては多くなく、あっさりした印象を受けるのだが、落ちこぼれの康男が憧れの志穂里をようやく手に入れるカタルシスは綺羅作品中でも一、二の爽快感であり、数よりも質を地でいっている作品。

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